摩利支尊天

摩利支天(まりしてん, 梵: Marīcī, 訳:陽炎、威光)は、仏教の守護神である天部の一柱。日天の眷属である。

原語のMarīcīは、太陽や月の光線を意味する。摩利支天は陽炎を神格化したものである。

陽炎は実体がないので捉えられず、焼けず、濡らせず、傷付かない。隠形の身で、常に日天の前に疾行し、自在の通力を有すとされる。これらの特性から、日本では武士の間に摩利支天信仰があった。

徳大寺

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